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平成30年11月開催の医療・薬業如水会総会にて、理事に推挙いただきました松原です。当日は、業務の関係で会合に参加できませんでしたが、今後は可能な限り参加いたしますので、よろしくお願い申し上げます。
さて、簡単に自己紹介させていただきますと、1977年に山之内製薬(現アステラス)に入社し、80年代、90年代は頻繁に如水会に参加しておりましたが、2000年から海外転勤のため参加できない状態が長く続きました。2014年から製薬協に転職しましたが、担当は国際と知財関係です。高額薬剤費の問題は、従来は途上国での医薬品アクセスの観点から論議され、Patient VS Patentというスローガン(なんと一字違い)に見られるように、特許があるために医薬品価格が高騰し、患者の医薬品アクセスを阻害すると批判を受けていました。日本、欧州では長期にわたり医薬品価格抑制策が議論されていますが、最近になって米国議会でも医薬品価格問題が議論されるようになりました。如水会の皆さんは知財、価格に一家言をお持ちの論客が多数いらっしゃると存じますが、グローバルな価格問題について現状を紹介いたしました。
製薬協勤務ということから多くの医薬品会社と交流する機会がありますので、医療・薬業如水会の発展に貢献できるよう、如水会の人材発掘に努めたいと存じます。今後ともよろしくお願い申し上げます。
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理事 松原 明彦
昭和52年 経済学部卒業
日本製薬工業協会 常務理事
 
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